アイスワインとは?

 

アイスワイン、ご存知でしょうか?アイスにブランデーをかけて食べる、という手法がありますがそれとは全く関係ありません。ワインに氷を入れて飲む、というわけでもありませんよ。

 

では一体アイスワインとはなんなのか。それは普通ならブドウは秋に収穫し、抽出するわけですがアイスワインは完熟させたブドウを冬になるまでそのままにしておき凍ったところで収穫、故にアイスワインなのです。

 

なぜこんなワインが出来たのか、それは1794年の冬に起きた予想外の事件が原因なのです。

 

それは1974年の冬、ドイツのフランコニアという地域の農場のことです。その年のフランコニアは予想もしない霜に襲われ、熟したブドウがそのまま放置されたために凍ってしまい処分しなければいけなくなりました。

 

しかし貧しい農民たちは、捨てるはずのブドウで僅かなワインをつくったところ、非常に甘みの強い、かつ芳醇な香りのワインが出来上がったそうです。この奇跡的な偶然から生まれたのがアイスワインなのです。

 

アイスワインはデザートワインの部類なので普通のサイズから50mlのサイズまであります。なので結構気軽に飲むことが可能ですよ。次からは美味しいアイスワインの飲み方を見ていきましょう。